■共働事業所ってどんな所?
 事業所としての自立の目標を明確に掲げると共に、障害のあるなしにかかわらず共に働く=共働の精神を色濃くもっている事業所のことです。形態は様々で、株式会社や企業組合、障害者作業所(小規模作業所)、社会福祉法人、NPO法人など各場によっていろいろな組織を活用しています。一般に福祉的就労で言われるような、職員と利用者(障害者)という垣根を許さず、一緒に働くことにより、より重い障害を持つ者も含めた構成を成立させています。よく混同されますが、福祉工場や営利企業にはそれがなく、結果的に障害者の存在は限られ、重い障害者の参加は困難な状況です。
 共働事業所の特徴を簡単にまとめると下記のようになります。

●共に助けあう労働
 障害のあるなし・できるできないにかかわらず、一人一人がその人なりに参加できる職場を作ります。それぞれのみんなの力を合わせてがんばります。

●それぞれが自立できる分配
 能力による評価によって給与を決めるのではなく、出来るだけ公平で全員の生活が成立していけるような分配を行います。

●みんなで創り上げる運営
 一人一人が尊重され、みんなで意見を出し合い、話し合っていく運営。みんなが労働の成果を享受できる運営を行います。

●社会に通用する仕事
 一般市場に流通できる商品やサービス提供を行う仕事作りを進めています。そのことで一層力強い経済基盤を作っていきます。


  共同作業所(小規模作業所)や授産施設では  

    ○職員と障害者(利用者)の立場が分けられ
    ○その関係は指導(訓練)する・されるもの
     でしかなく
    ○そこでの仕事は、下請けや内職が多く
    ○障害者にはわずかの工賃しか分配されません